塩谷支部会
1月30日は「公益社団法人 栃木県柔道整復師会 塩谷支部会」が矢板市「あおい亭」で行われました。
今回は萩原前日整会長と田代副会長にお越し頂いての会となりました。まずは支部長から今年の防災訓練はさくら市が当番となるので特にさくら市の先生方へ協力体制のお願いと、3月に行われる「第38回関東学術大会栃木大会」は栃木県が主幹となります。塩谷支部はほぼ全員の参加になる旨の報告がありました。他県の柔整師会に向けても栃木県の団結力をしっかりアピールしていきたいと思います。
続いて田代副会長からは現在の柔整業界がおかれた厳しい状況と、その中でも多くの患者さんに支持される整骨院がある事、対策次第で収益改善は十分可能であり、特に*亜急性外傷の概念を患者さんに丁寧に説明していく事の重要性を、また執行部でも具体的な対策に動いていることなどを説明頂きました。
*亜急性外傷……「日常生活やスポーツなどで「繰り返し」軽微な外力が加わった場合や、普段は気づかないような軽度の外力「姿勢の変化」や「無理な体勢」などによって引き起こされる外傷です。本人も知らないうちに引き起こる外傷が亜急性の怖さです。
萩原前日整会長には、『「柔道整復術」として正式に認められて今年で95年、我々柔整師は薬や手術に頼らない、「非観血的療法」によって、整復・固定などを行い、人間の持つ治癒能力を最大限に発揮させる柔道整復術の技をひたすら磨いてきた。大正9年の柔整師法が未だに変わらず、現代にそぐわなくなってきている事は大いに反省すべき点だが、柔整師会頼みだけではなく会員それぞれが柔整師の良さを伝えていかなければならない。またその為にも全国の柔整師が1つにならなければいけない。』との貴重なご意見をいただきました。
確かにどんな時に整骨院・接骨院に行けばいいのかよく分からないという話を聞きます。我々は骨・関節・筋肉・外傷のスペシャリストです。骨折、脱臼、捻挫、挫傷、打撲から、日常生活で起こる「腰が痛い」「首が回らない」「足首をひねった」などの急な痛み、スポーツや交通事故によってケガをした時などにご来院ください。
話がそれましたが、その後協議事項、報告事項、懇親会となりました。
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