日本赤十字救急法基礎講習
我々公益社団法人栃木県柔道整復師会では、日本赤十字社栃木支部『接骨・整骨災害救護奉仕団』を平成12年に設立し、以来積極的に赤十字事業に協力を続けています。また、平成22年に栃木県と『災害時における協定』を締結して「いざ」という時のために出来うる限りの協力できるよう、会員のスキルアップをめざし日々精進しています。
今回は20日(日)に自身2回目となる「日本赤十字救急法基礎講習」(AED講習を含む)に参加してきました。久しぶりの参加でしたが天気のいい日曜日に約30名程の先生が参加しての講習会となりました。朝9時に宇都宮の福祉プラザ4Fに集合し、まずは座学を勉強しました。初めの挨拶で塚原保険部長と、江原副会長に最後に試験があると脅された甲斐あって(?)みんな真剣に講義を受けていました。
その後、実習室に移動して実際の救助法を学びました。トリアージ(負傷者を重症度、緊急度などによって分類し、治療や搬送の優先順位を決めることであり、救助、応急処置、搬送、病院での治療の際に行う。)の意義やトリアージタッグの使い方、毛布や人形を使用しての心肺蘇生の実技など盛りだくさんで、前回の内容を思い出しながらやろうとしましたが、実際は忘れていることも多くてやはり定期的に勉強することはとても大切だと実感しました。
トリアージタッグの説明 毛布の使い方講習 心肺蘇生術(胸骨圧迫)
午前中はここまでで終了し、お弁当をいただいてからAED(自動体外式除細動器)の実技講習と学科の実技試験がありました。どの先生方も真剣なまなざしで練習していました。そのおかげか(笑)晴れて全員が認定書を受け取ることが出来ました。
「災害は忘れたころにやって来る」
いざという時のために柔道整復師として役立てるように日々の研鑽とその意識をしっかり高めなければと決意を新たにした1日でした。
URL : http://www.kato-seikotsuin.co.jp/news/post855.html