かとう整骨院研修会・勉強会②~関東エリア交流会
24日は東京駅の目の前でジャパン柔道整復師会の関東エリア交流会に参加してまいりました。前日は整骨院に戻ったのが0:00を大分過ぎてしまいみんな寝不足気味でしたが、朝8時半に集合し9時には出発しました。車内では昨日の勉強会の話で盛り上がり、ちょっと遠足にでも行くような気分でした。(自分だけ?)
東京駅の駐車場に車を止め、そのまま駅でお昼を食べてから会場に向かいました。まずは保険請求セミナーで実務的な注意事項を、事細かく教えて頂きました。
その後、その日のメインでもあります特別講演を拝聴しました。講師はタイの人体解剖でもお世話になっております吉田 拓先生でした。先生はこの4月から東京の「苑田会人工関節センター」という日本でもトップクラスの人工関節手術を行っている病院に勤務されております。そこで行っているTKAやTHAの基礎からMIS(最小侵襲手術)、あるいは3次元テンプレートシステムと言ってX線CT装置から得た断層画像を三次元構築し可視化するシステム、(わかりやすく言いますと、患者さんのMRI(またはCT)のデータから、個々の関節の骨のモデルを作成し、ひとりひとりの関節の形状に合った、特注の骨切ガイドを製造し、簡単に、短時間に器械を設置できるようにする方法)など最先端の考え方や技術をレクチャーして頂きました。
その後最後に吉田先生の勤務先でもあり、多くのメディアにも出演されている「苑田会人工関節センター」院長の杉本 和隆先生の挨拶がありました。遠目にも独特のオーラの様なものを感じ何を話して頂けるのか興味津津でしたが、第一声が「皆さんには夢がありますか?」と一言。なんとなく自分の夢を考えていたら「その夢のために何をしていますか?」と問いかけられました。どちらの問いかけにもなんとなくしか答えられない自分に、はっとしました。すごい人物だなぁと思うと同時に喝を入れられたようでした。本当に今回のセミナーは勉強になりました。
セミナー終了後は場所を移しての懇親会で、うちのスタッフも吉田先生をはじめ色々な先生方と意見交換をしていました。昼間とは違い、アットホームな雰囲気の中でざっくばらんに話が出来て、大変刺激になったようです。僕個人的には、ジャパン柔整師会の中尾会長がその幅広い人脈で手に入れたジャイアンツの坂本勇人選手の直筆サインボールを余興のくじ引きで当てた事が最高にうれしかったです。本当に参加して良かったです。(笑)
最後に日々仕事で忙しい中での2日間にわたる研修はなかなか大変だったと思いますが、全員が非常に真面目に熱心に取り組んでいました。この経験をこれからの仕事に少しでも役立ててもらえれば幸いです。ご苦労様でした。
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