カタクリ~イワウチワ~お丸山公園
花吹雪浴び真青な空を浴び 粟津松彩子
晴れた日の花吹雪である。本当の吹雪の日は晴れることはないが、花吹雪は晴れの日でも曇りの日でも風さえあれば起こる現象である。花吹雪は「浴びる」という表現がふさわしい。空は真っ青だが、その空も高いわけではなく、花びらと共に零れてくるような感じである。真青な空を浴びているように思えるのだ。春の青空は秋のように高い感じではない。花も青空の中にあるような感じを受けるのである。
ルタロー君の散歩でその目を楽しませてくれた桜も、いよいよ見納めになってきました。空いっぱいに咲き乱れるその様にとても癒されました。また来年を楽しみにしたいと思います。
さくら市はゆうゆうパークはもちろんですが、喜連川にも桜の名所はあります。前回のお花見に続いて先日のお休みに春の花見をはしごして満喫してきました。
那珂川町のカタクリ山ではカタクリやショウジョウバカマ、水芭蕉が見ごろを迎えていました。同じ富山舟戸地区ではイワウチワが満開で山の斜面一面に咲き誇っていました。意外と坂がきつくて歩きごたえがあり、途中から登山をしている感覚になってしまいました。車を第2駐車場に止めたのですが、そこから50m ほど坂道を登ったところに「うえまる花の丘庭園」なる庭園がありました。たいして期待せずに寄ってみたのですが、ハナズオウや黄色に輝くレンギョウ、ハナモモ、菜の花、ニリンソウなどたくさんの花が見られました。ハナズオウはちょっと早かったようで咲いてはいませんでしたが一見の価値ありです。
カタクリ ミズバショウ
締めは帰り道に喜連川のお丸山公園でウォーキング&お花見をしてきました。震災から10年、崩落のあった斜面は展望スペースへきっちり整備されていました。桜並木も再整備が決まっているようですし、これからが楽しみです。
URL : http://www.kato-seikotsuin.co.jp/news/post3302.html