SFMA
12/3から1泊2日でSFMAのセミナーを受けました。
SFMAとは動作パターンを分類する為に使用する包括的アセスメントであり、運動療法のことです。何のことか良くわからないと思いますが、要するに痛みに対してでなく痛みを作り出している原因とその動作パターンを探し出して、そこを改善していくシステムというのを学んできました。私たちが普段診察するときに主に行っている、症状が出ている部位からアプローチをスタートするのではなく、まず全体の動作パターンを評価してその患者さんに特有の個別の動作パターンの欠如と、動作パターンの中での疼痛誘発の有無を識別することが可能になります。
これにより患者さんの構造や医療的診断のみに評価を限定せずに、最も効率的で且つ効果的な骨格筋系に対する治療とエクササイズの介入が可能となります。これまでも臨床の中で経験から判断していたものがエビデンスがある事を確認できました。新しい思考や知識の獲得がたくさんあって、2日間で約20時間のハードスケジュールでしたが大変有意義なものになりました。どんどん動作評価やリハビリにも応用して行こうと思います。
ちなみに自分に行った2日間のスクリーニングでは胸郭&/or肩甲帯のSMCDと右股関節に荷重位股関節SMCD&/orコアSMCDという結果が出てランニングフォームの改善点と一致しました。(笑)胸椎のモビリティの悪さや代償動作の多さに向き合う2日間となりました。しっかり改善してタイムの短縮に繋げようと思います。
会場は渋谷区初台にある東京オペラシティで行いました。ここはオフィス、コンサートホール、美術館、 レストラン、ショップからなる複合施設でとても魅力的な施設でした。四半世紀前の専門学校生時代にこの初台に住んでいましたが、あまりの変貌振りにびっくりです!1日目の夜は食事ついでに少し周辺を散歩したり、昔通った銭湯に行ったりとちょっとだけ思い出に浸ることも出来ていい気分転換になりました。(木山ー!細川ちゃーん!ケンタッキー初台店がなくなってたぞー)
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