ランナーズマイスター中級ワークショップ②
翌日は6時半からの朝ランに備え、5時から自主トレをするという大変な事態になっていました。僕も家族からは大概「物好き」という目で見られますが、さすが中級ワークショップともなると僕が足元にも及ばない物好き・・・いえ強者揃いでした。さすがに5時には行けず30分遅れて合流しましたが、ハイペースについていけず途中でリタイヤしてしまいました。皆さん朝イチからすご過ぎです。
自主トレ後の朝ラン準備体操 ウッドチップコースを朝RUN トラック完備
2日目も朝9時からの開始ではじめに「フォーム診断」の講義と実技でした。講義室とトラックの2手に分かれて行いました。僕は初めに講義を受けてからトラックへ移動して、ビデオ撮影しながらのフォーム診断を受けました。やはり自分で思っているのとは全く違う意見を頂けて、大変参考になりました。客観的に動作を見ることはとても重要ですね。
その後は「ガーミン」の担当者さんによる最新の機種を使ったトレーニングの実際を教わりました。前日に希望者には最新のガーミンのGPSウォッチと心拍計(胸バンド式)をお借りしてあり、実際に朝から装着して使用していました。走行距離やカロリーは当たり前ですがステップ数、接地時間バランス、歩幅、上下動比などのランニングダイナミクス(と言うらしい)まできっちり計測されます。ただやはり胸バンドはちょっと窮屈な感じがしましたね。汗で濡れた感覚もイマイチ。そんな方にはリスト式もあり、物によってはVO2 max、乳酸閾値3、予想レースタイム、リカバリーアドバイザーまで・・・。すごいです。
昼食前の3限目は3Fにある屋内トラックに移動して米重先生による「初動負荷と終動負荷との比較」をしながらトレーニングの実践を行いました。スピードを上げたい、力を出したい時に力んでしまっては逆効果になってしまいます。実践を交えて分かりやすく説明していただきました。
2日目は実践形式が多く、朝からの運動もあってかなりバテバテになってしまいました。そんな中でもビュッフェ形式の食事がおいしくて何とか乗り越えられた感じです。食事は全く期待していなかったのでとてもうれしかったです。全般的に食事はおいしかったー!!
午後も12:45から3Fで身体チェックとコンディショニングの講義です。柔軟性やバランス、筋力チェック障害予防、テーピングといったこれは専門分野なのでリラックスして受けることが出来ました。そのまま最後の講義も実践です。身体作りと補強としてランニングに必要な基本動作の確認をしました。姿勢からジャンプ、足のひきつけ、肩甲骨や骨盤の使い方、バウンディング、腕振り、ダッシュとさながら部活動のような動きで体はクタクタでしたが、誰一人脱落する人もいなくて50,60,70代の方もいらっしゃったのに、その意識と体力の高さにただただ感心してしまいました。
講義終了後は7~8名のグループに分かれてディスカッションをしました。お題は「世界で戦えるランナーをどのように輩出するか?」でそれぞれ指導者目線やランナー目線であったり、事業者目線など好きな視点で切り込んでいくというもので、それぞれの立場からいろんな意見が出ました。それを聞いているだけで楽しかったのですが、あっという間に時間となってしまい後日レポート提出の宿題となりました。
同じ趣味や目的を持った仲間との2日間は想像通りとても有意義なものとなりました。この経験は仕事にもマラソンにも明らかに僕の人生に影響を与えてくれました。患者さんにもより具体的に関われる様になり、先日のハーフマラソンでも今までとは違った走りが出来ました。ランニングを通していろんな景色が見えてきてるようです。体を動かしたいけど何から始めていいのか分からない方がいたら、是非ご相談ください!
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