院内研修&MS認定柔道整復師試験
18日は受付を17:30までにして頂いて「院内研修」を行いました。今回は武藤先生による「足底板療法の観点からの全身の評価、アプローチ」の講義をしてもらい、それについてみんなでディスカッションしました。モデルは当然膝に爆弾を抱えた私がメインで担当し、立位や歩行解析、筋力の検査から足部の静的、動的な測定法、評価、対策と多岐にわたりました。私の体も随分ランナーっぽくなってきましたが、まだまだな部分やこれまでの評価と一変したところもあり、意見が噴出してとても面白い内容となりました。正しい評価が効果的な結果を生みます。次回の講義も確約して終わりました。
後は私が認定試験で勉強中の1つでもあります施術録の記載方法「POMRの重要性」を話させてもらいました。患者さんを正しく評価出来ているのかを判断するには施術者がどう判断しているのかを明確に記録することが重要です。患者さんの基礎データを収集し問題点を明らかにして、診断→施術→患者さん自身の意識改革(教育)を行い、それらを正確に記録するのです。特にうちはスタッフが入れ替わりで患者さんを診ることも多いので、意思統一はとても重要です。忙しさにかまけてないがしろになっていた部分は否めませんが、今回の認定柔整師養成講座のカリキュラムでその重要性が良く理解できました。一朝一夕にはいきませんが、患者さんのためにも少しずつでも確実に実行していく事を確認しました。
最後にちょっとだけ解剖実習の報告をして終わりました。先生達も遅くまご苦労様でした。
また受付時間短縮の周知徹底が不十分だったようで多くの患者さんが来院されてしまい、大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
19日は市ヶ谷の研修センターで認定試験を受けてきました。この学科が受かれば実技に入れます。苑田会人工関節センターで最先端の手術の見学や実際の診察、リハビリテーションの現場を体験できます。PTが270名所属する病院のリハビリは本当に楽しみです。それらのカリキュラムを経てようやくスタートラインに立つことが出来ます。日々歩みを止めず前に進んでいく事が、患者さんに信頼される柔整師でいられるのかなと思います。学んだことを日々の施術に落とし込んで自らの血肉にしていかなくてはいけません。(じゃないと最近はすぐ忘れます)
また帰りには東京駅の「ラーメンストリート」で40分並んでつけ麺を食べてきました。
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