人体解剖研修inバンコク~①
4/22~25日に昨年7月以来の人体解剖研修に行ってまいりました。 今回は医接連携ネットワーク協会主催で行われました。
この医接連携ネットワーク協会は、柔道整復師と整形外科の医師との連携体制を強化し、医学的な根拠に基づいた治療をチームで行うことを理念とし発足しました。柔道整復師は、その業務範囲を正しく理解し、必要に応じて医師に紹介し、そして医師からは柔道整復師に検査結果と共に適切な治療指示を行う事が必要です。
その為には柔道整復師は医師の指示を理解でき、医師が必要な情報を提供できる様、今以上に知識を身につけ、医師からの信頼を勝ち取らなければなりません。
医師と柔整師がタッグを組み、役割を分担しながらひとつのチームとして患者様の治療に取り組む 「医接連携」ネットワーク。医接連携ネットワーク協会は、医師と柔道整復師の互いの強みを最大限に活かし、ITポータルシステムで強固な連携を結ぶ仕組みを提供していくことを目的とした運営団体です。
帯同医師は苑田会人工関節センター病院長の杉本和隆先生と今回も現苑田会人工関節センター病院整形外科医の吉田拓先生にお世話になりました。
整形外科医師 杉本 和隆先生
苑田会 人工関節センター病院 病院長 杉本先生 吉田先生
人工関節を語る若手研究会 理事長
株式会社メディカルストラテジー 代表取締役
<略歴>関節疾患の専門医として、
患者のQOL向上を目指して人工関節手術の技術向上と普及に尽力。
人工関節手術“MIS QS”を行える日本では数少ない専門医の1人。
またスポーツ整形の第一人者として、
Jリーグ、相撲、プロボクサー、総合格闘技、プロゴルファー等、
プロアスリートからの信頼は厚い。
初日は今回行う部位を中心に解剖の講義を行いました。吉田先生に解剖の動画や画像を使って、大変分かりやすく丁寧にご講義いただきました。特に翌日の実習でTKA(人工膝関節置換術)の実演を見学できると言う事で膝関節の3次元運動解析(Screw-home movementやMedial pivot motionとroll-back motion)を中心に説明してもらい明日に備えました。
夜は懇親会でバンコクの名物シーフード料理店「ソンブーン」でタイ料理を頂きました。蒸し海老や空芯菜炒め揚げ物などどれを食べてもおいしかったのですが、シーフードは抜群に美味しくて、特にソンブーンの代名詞でもある蟹のカレー炒め(プーパッポンカリー)を大変おいしく頂きました。
URL : http://www.kato-seikotsuin.co.jp/news/post1213.html